大阪・桃谷商店街でフレンチが楽しめるレストラン「ポキナ369」が瞬く間に人気を集めている。
それはまるでアメリカの黒人であるジミヘンドリックスが過激なパフォーマンスとサイケデリックロックでイギリスの音楽シーンをブレイクさせたのと似ている。
ただインタビューを重ねて行く中で、オーナーの田中シェフはエモーショナルでなく「どのようにしたらお客様に選ばれるのか」を冷静に考えているようだ。
「これからは経営目線で地域に根ざしたレストランとして次の展開を考えなければならない。一番のやりがいを感じるのは一度来たお客様がリピートしてくれた瞬間です。」
大阪の有名レストランで修行していた頃に比べて、現在は家族との時間と料理を上手く両立できるようになったという。「ここ桃谷やで！」と決して気取らず、背伸びせず、等身大のありのままに話してくださった田中シェフ。今後に注目である。