グランドオープン直後からテレビや広告で話題を呼んだ【hannoc】（ハノック）
「ハノック」はシェフが存在しない。20代の若手パティシエ全員が切磋琢磨し、斬新なスイーツを生み出す注目のパティスリーなのだ。

テレビに神戸国際調理製菓専門学校の卒業生が出演している！そう聞きつけ、取り急ぎ、今日の主役の野中優希さん(製菓スペシャリスト本科 2017年 卒)に会いに来た。
野中さんは学校を卒業後、ホテルでの修行を経て、開業前の「ハノック」の求人を見つけ転職を決意。

立ち上げに携わることにワクワクすると同時に【ゼロからイチ】をつくっていくことの大変さを痛感し
まだ何も決まっていない、いくつものスイーツを仲間とともに何度も試作し完成させ、2021年3月にオープンを迎えた。
今は【忙しさ】や【若さ】を言い訳にして妥協しないこと、ガラス越しのお客様一人一人に食べることだけでなく、
お店に入った瞬間から楽しんでもらうことをモットーにキッチンに立っているのだとか。
「ハノックは、自分たちがやりたいことを具現化できる場所です。だからこそ、自分の意見をきちんと伝えることが大切で、難しいことなんです」そう語る優希さん。
「今後は細工物にも挑戦し,コンテストにも出場したい！そのために【熱意】を伝え、先輩や上司からOKをもらうのが第一関門なんです！」と熱く語る。その目は力強く、自信にあふれているように感じた
普段から誠心誠意、お客様に向き合い、自分自身に厳しく行動しているからだろう。

今後、若手パティシエが、活躍し、パティスリーの新しいスタイルを彼女らが作りだしていく予感がした